家事や育児の合間にほっと一息つきたくなりますよね。特に疲れている時って無性に甘いものが食べたくなりませんか?
でも甘いものを食べすぎると今度は逆に塩辛いものが欲しくなって無限ループに陥ることがあります。(あくまで私の体験談です!(笑))
そんな時に罪悪感なく食べられるのがロースイーツのいいところ。なぜかというと、ロースイーツではたいていの場合、はちみつやメープルシロップで甘みを出すします。なのでとっても優しい甘さなんです。
もちろん刺激的な甘さではないので物足りない方もいるかもしれませんが、この甘さに慣れてくると通常の甘さをとっても甘く感じるようになるから不思議です。
ロースイーツはナッツを多用するのが特徴なのですが、いい感じで満腹感も得られます。作り方もとっても簡単!
ぜひぜひお試しくださいね。
材料(10×25cm パウンド型。あれば底の抜けるタルト型)

生カシューナッツ 110g
紅茶のティーバッグ 1パック
粉寒天 小さじ1
ローカカオパウダー 大さじ2
メープルシロップ 大さじ3
シナモンパウダー 小さじ1/2
バナナ 1本(4等分する)
ココナツオイル 60g
塩 ひとつまみ
下準備
・生カシューナッツを2時間水につけてから水気を切っておく
・ココナツオイルを湯せんにかけて溶かしておく
・カップに紅茶とお湯1/2カップ(分量外)を入れ濃いめの紅茶を作り冷ましておく

・型にラップをしいておく

作り方
1 寒天を溶かす
小鍋に寒天を入れ水大さじ3を注ぎごく弱火をつける。よくかき混ぜて透明なジェル状になったら火を止める。(温かいうちに使う)
2 混ぜる
ミキサーに、1と下準備した紅茶、その他の材料をすべて入れなめらかになるまでよくまわす。


3 型に流す
ラップを敷いた型に流し冷凍庫に7~8時間入れて冷やし固める。

4 半解凍する
食べる30分から1時間前に冷蔵庫に卸して半解凍して型からはずし適当な大きさにカットする。
\出来上がり/

豆知識

今回の豆知識はロースイーツに欠かせない工程の一つ、ナッツの浸水についてお伝えしますね。
●なぜ浸水するの?
1.酵素抑制物質を除去するため
生のナッツや種子は通常、休眠状態にあり、不適切な時期に発芽しないように酵素抑制物質で身を守っています。(自然の作用すごいですね!)ですが浸水することでそのブロックを外して発芽のスイッチを入れ、目覚めさせ、酵素や栄養素を増したり、活性化することができるのです。さらに消化もしやすくなって一石二鳥なんです。
2.フィチン酸を除去するため
フィチン酸とはナッツや種子、穀物、豆類に含まれていて、ミネラル(カルシウム、鉄分、亜鉛、マグネシウムなど)の吸収を妨げてしまいます。ですが浸水することでミネラルを吸収してしまうのを減らすことが出来るのです。
3.タンニンを除去するため
アーモンドやクルミなどの茶色い皮にはタンニンが含まれています。タンニンはタンパク質や炭水化物、セルロースの消化不良を起こします。ですが浸水することでその作用を減少させることが出来るとされています。
●浸水時間の目安
浸水の後はよく洗って十分に水気を切ってから使いましょう。
カシューナッツ | 2時間 |
マカダミアナッツ | 4時間 |
くるみ | 8時間 |
へーゼルナッツ | 8時間 |
ピーカンナッツ | 8時間 |
アーモンド | 8時間 |
最後に
ロースイーツでは珍しいムースをご紹介しました。
暑い夏にはもちろんのこと、寒い冬にあったかいお部屋で味わうのもまた格別です。
ナッツの風味がお好きな方にはぜひ試してみてほしいロースイーツです。